大阪市西区九条南にある精光堂文房具店へようこそ。精光文房具店は昭和初期に万年筆屋から始め半世紀以上に渡り、地元の方々に文房具の販売をして参りました。広くは大正や弁天町からのお客さんも見えられる事もあったり、近くに学校が多い事から学習用品に力を入れつつも、メインのオフィス関連の事務用品の品揃えに気を配り、お客様の要望に答える努力と細やかな対応を心がけた営業を行っております。文房具を始め、デスクやOA関連機器と事務に必要な身の回り品を中心に、各メーカー工夫の凝らした新商品も積極的に仕入れおります。また、印刷やゴム印にも深く精通しており、紙問屋を始め、印刷の分野では活版印刷からオフセット印刷まで、幅広く対応してまいります。ゴム印の作成も大阪屈指のゴム印業者と連携し、印刷に関しましても、紙から印刷方法、加工、裁断に至るまでトータルに対応いたします。とくに事務に特化したものは得意ですので、これから商売を始める方にはうってつけのお店かと思います。もし、心当たりありましたら、精光堂文房具店にご相談ください。ご来店お待ちしております。

精光堂文房具店(セイコー商事株式会社)
〒550-0025 大阪府大阪市西区九条南2丁目16-10→GOOGLEMAP
電話. 06-6581-6668/Fax. 06-6581-2172/<営業時間> 8:30〜18:30/<休業日>土、日、祝日
<最寄駅>阪神・地下鉄中央線九条駅 阪神・地下鉄鶴見緑地線ドーム前千代崎
当店は、大阪市営地下鉄中央線九条駅、もしくは長堀鶴見緑地線ドーム前千代崎からのご利用が便利です。普段使いの文房具から、事務で使うプロフェッショナルなものまで、オフィス関連、事務用品、OA機器、PC関連…etc幅広く扱っております。当店在庫の無い商品についてもただちにメーカーに問い合わせ、商品によっては1つからの発注が可能ですので、お気軽にご相談ください。なおメーカー在庫がありましたら、翌日にも入荷が可能な場合がございます。紙からの印刷、加工、裁断。ゴム印の製作も受け付けております。印鑑に関しては在庫もございます。
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WORKS
千代紙な名刺
http://www.seiko-do.net/online_shop/name_card/
文房具がいっぱい
http://cart03.lolipop.jp/LA02183678/
お久しぶりでございます。前回の定規の話が大変いい評判をいただけたようで、ホームページのアクセス数も増えているということです。まったくありがたいものですねぇ。文房具の話をインターネットに載せたいから、何か話してくれと言われたときにはなんのことだかちんぷんかんぷんだったんですが・・まあ、知識というものはあるに越したことはない、ということなんでしょうか。さて、今回は耐火金庫の話から始めましょう。耐火金庫というのは金庫の一種で、ま、一種といっても金庫には大きくわけで2種類、この耐火金庫と防盗金庫というものの2種類しかないのですが、実は日本で一番普及しているのがこのタイプの金庫になります。主要な機能は火災や地震などの衝撃から貴重な書類や紙幣を守ること。津波に飲まれたら水の上にも浮きますし、名前を書いておけば持ち主のものに届くようになっています。3月にあった件の大震災でも、多くの水に浮いた耐火金庫がきちんと持ち主のもとに戻っていった、それで、そんなものそのまま拾っておけばよかったのに、なんでわざわざ返してしまうんだろうと外国の方々が大いに驚かれた、というニュースがあったような気がしますねぇ。いやはや、日本人というのはつくづく勤勉な生き物です。まあでも私なんかは実際川で洗濯をしてるときやなんかに、上の方からどんぶらこ、どんぶらこと耐火金庫が流れてきましたら、おや、これはいったいなんだろう、と扉を開けてしまうかもしれませんがねぇ。もちろんそこで中に赤ん坊でも入っていようものなら、それこそ桃太郎どころではない大騒ぎになりかねないのですが・・いやいや、少し話が脱線してしまいました。しかし耐火金庫、いかに防盗金庫という、それこそそのものズバリないかつい名前のついたものとは別種とはいえ、そう簡単に扉をこじ開けられるような代物ではありません。やはりなんと言っても金庫は金庫。ダイヤル式、テンキー式、ICカードロック式、シリンダー式から指紋照合式まで、錚々たるロック形式が用意されていますから、万が一津波で流されて他の人の手に渡ったといっても、そう簡単にこじこじ開けられるものではありません。そもそも津波に流されても水に浮けるくらい、密閉率も高いものですから、おとなしく警察にでも届けたほうが身のためというもの。当店でも取り扱いがございますので、ご入用の方は是非一度店舗までお立ち寄り下さいませ。さて、以上で耐火金庫のお話はおしまいです。今回はだいぶ早く話が済んでしまったので、ここはひとつ、おまけに「書くことの歴史」なんてのの講釈を添えさせていただくことにいたしましょうかねぇ。書くことの歴史、といっても私はあくまで文房具店の店主。わかることといえば文房具のことだけ、文房具の歴史だけですから、これはざっと「書くことの歴史における文房具の歴史」、とでもいいましょうかねぇ。まあ、ざっとした雑学のようなものとして聞いていただけたら光栄です。そもそもニンゲンがものを書く事の発端は原始人の洞窟の壁画から始まって以後連綿と続いていくのですが、その書くことの歴史に「書くもの」としての筆記具が筆記具として初めて登場したのはこれもまた前の定規の話でも出てきた地域ですが、古代ギリシャの時代になります。最もこれと同じ筆記具というのは世界各地のあらゆる文化で見られるのですが、いわゆる砂文字ですね。こう、器のようなものに砂をずらーっといれて、そこに棒のようなもので字を書いていく。中国や日本では書道の練習にそういうものが使われていたようで、その後これらの地域、東洋では筆で字を書くという文化が発展していきました。それからやがて時代が下って1564年。当時羽ペン全盛だったイギリスで黒鉛を使った鉛筆がはじめて発明されます。これは同地のカンバーランドというところで大規模な黒鉛鉱が発見されたことに端を発したもので、しばらくはイギリスの主要な輸出産業の1つとして大変栄えたようです。そしてその後主要な生産地がイギリスからドイツやら何やらに移行していった後、日本でも鉛筆産業は活発化していきました。最も徳川家康も自前の鉛筆を持っていた、という話があるように、鉛筆作り自体は昔からやっていたようですね。で、鉛筆の次はシャーペンとボールペン。実はどちらも作られたのは20世紀に入ってからで、ボールペンは1943年にアメリカのユダヤ系実業家によって、シャーペンは日本の早川金属工業(現在のシャープ)によって、"金属製繰出鉛筆"として開発されたものが最初になっています。最もシャーペンについては以前から同じような、黒鉛の芯をペンの先端から回転式の金属器によって押し出す機械はたくさん出回っていたのですが、それらの実用性を遥かに超えるものを築き上げたのが早川金属工業の金属製繰出鉛筆、というわけです。シャープペンシルのシャープは会社の名前だったんですねぇ。なおシャープは現在文房具の製造は行っていないため、名前だけがここに残っている、というかたちになります。最後は万年筆の歴史を紹介しましょう。万年筆というのは筆記具の中ではなかなか歴史の古いもので、10世紀にはすでにエジプトの王朝で現在の万年筆の原型となるものが発明されています。その後1809年にイギリスで「Fountain Pen(泉のペン)」という名前のつけられたペンの特許が取得され、1883年にはアメリカで現在の万年筆のペン芯の基礎となる毛細管現象を応用したペン芯が発明され、1884年に日本に輸入されました。その後日本の万年筆製造は活性化し、1940年にはなんと世界生産の半数をここ日本で生産していた、と言われます。というより、実は私ども精光堂も、元々は万年筆を扱うお店でした。今では万年筆といえばどこの文房具屋でも買える、手軽な大量生産品のように受け止められがちですが、実はもともとは職人の手で1つ1つ、精魂こめて作られていたものなんですねぇ。2011年の今現在、日本では万年筆職人はたった3人!しかいないということなのですが、ここ精光堂もかつては自前の職人が作り上げた万年筆を売る、というお店だったのです。万年筆はそのフクザツな構造を見てもらえばわかる通り、軸の材料の切り出しから、穴あけ加工、ネジきりといったものまで、すべての工程を1人の職人が仕上げて行ったものです。昔はあれだけたくさんいた万年筆の職人もいまでは国内にたった3人。もはや無形文化財の域ですねぇ。技術は時の移ろいとともに進歩していくもの。しかし、その一方で取り残され消えていくものもある。今ここでちょろっと書いた歴史だけを見ても、文房具は特にそれが顕著だといえるかもしれません。1883年にイギリスのだれかが特許を所得した「Fountain Pen」なんて、もうなんのことだかまったくわからないですものねぇ。しかしその「Fountain Pen」が、今この店にある万年筆とどこかで繋がっている。かつてこの店で万年筆を作っていた職人、まあ、正直申し上げますと私の父なんですけど、父の技術にも繋がっている。なんだかそういうことを考えると、改めて文房具はすごいなあ、としみじみ感じますねぇ。 なんにでも歴史は流れているものです。
ものさし
文房具を商い始めて30余年になります。私は数多くの文房具と出会い、それらを愛してきました。単に商品として売るだけでなく、それがどんなものかを一生懸命勉強し、知恵を蓄えてきたつもりです。しかし最近どうもこの知恵というものが、このまま自分と一緒にいなくなってしまうんじゃないかといいますか、年なんですかねぇ、そういうことがつい気になりだしまして、これはいかんということで、パソコンですね、息子からもらったノートパソコンなんかをちゃちゃっと立ち上げて、こう、書き記さなくてはならないと、カタカタカタ、夜通しパソコンを叩いてみるのですがこれがこの年、そう簡単に文章がパソコンの画面にずらーっと現れていくのかというとまあそういうわけにもいかず、結局これは私の口述をまあ、こう書き写してもらっているといいますか、打ち写してもらっているといいますか、まあそんな区別だなんてどうでもいいことなんですが、ま、まずは定規だろうと、そういう話になっているわけなんですねぇ。定規。そう、みなさん定規です。いきなりなんのことだろうと思われるお方もいらっしゃるかもしれませんが、定規っていうのは文房具の基本中の基本。これがなくちゃあどんな有能な建築家だってまっすぐ線を引くことなんてとてもじゃないができない。実際定規の入っていない筆箱なんて見ないですもんねぇ。誰でも持ってるし誰でも使えるときたからには、もうこれは文房具中の文房具、定番中の定番と言ってもいいぐらいのもんでしょう。なに?定番は鉛筆?消しゴムはどうした?まあまあ、そんな話はわきに置いといて、私は今定規の話をしたいんですよ。さて、前置きはこれくらいにして、そろそろちゃんと定規のことを語っていきましょうかねぇ。まあ定規と一口に言ってもあの縦長の、長方形以外の何のかたちもしていない、ああいうものだけではございません。あれは直定規といって、もちろん定規の定番なんですけども、種類で分けりゃ、三角定規や分度器なんかも定規の中に含まれます。でも不思議なのは「物差し」は定規じゃないんですよねぇ。えっ?何?物差しが定規じゃない?どうして?そんな話通るわけない。目盛のついた薄い棒状のものを、私たちは物差しと呼び、定規とも呼んでいるんですから、1つのものに対して2つの呼び方があるんであって、まさかそれぞれが別のものを指して独立している言葉だとは夢にも思わない。でも実際はそうなんですねぇ。そもそも定規というのは、紀元前ギリシャの時代にピタゴラスというお方が、平面上の2点の間を通る直線を書くため、に考案したとされている道具。平面上なんて難しい言葉ですけど、要は紙の上だとか、平らな地面の上だとか、そういうきっちり直線の引けそうな場所、ってことですねぇ。だからつまり考案したそもそもから、物の長さを測る、なんてことは頭に入ってない。あくまで線を引くための道具なんですね。物差しはその反対。物の長さを差して測るから物差し。いやでも定規にも目盛はついているだろうというそこのお方。あなたのおっしゃることには一理ある。どころかどう考えても、最近はそこらへんの区別は徹底されていないようですねぇ。まあ細かく見ると徹底されているんですが、要するに物差しというのは物の長さをきっちり測るための道具ですから、国の定めた計量法という法律で、長さの基準やら何やらががっちり決められていて、工場で作られた商品もその基準に見合っているかという検定を終えてから市場に出る。だからもう物差しで計る1cmというのはどんなに外野がやんやと言っても国の定めた基準にがっちり合う、正確な1cmということに決まっているんですねぇ。ところが定規というのは直線を引く道具だから、そもそも目盛なんてのは目安程度のものしか求められていない。だから長さが適当、ということもないんですが、その計量法の基準だとかそういうものには一切関知されていないんですねぇ。だから100パーセント正確かと言われるとボロが出る。そうじゃない、ということになってしまうんですねぇ。で、定規。うちの店では15,16,18,20,30cmのものを取り扱わせていただいているんですが、定規は単にプラスチック製のものだけじゃない。鋼や鉄、ステンレスなんかで出来てる金属製のものだってありますし、目盛の彫りこまれてる木製、竹製など、素材や用途なんかでそれこそものすごい種類のバリエーションがある。例えば金属製のものや、目盛が中に埋め込まれているタイプの定規は、目盛が消える心配がないのでそういう定規を求めている人にはオススメ。当店では15cmのものと30cmのものが置いてありますね。他にもよくみなさんも目にされたことでしょう、小学校中学校の数学、算数の時間の黒板に、いつもダーンと貼り付けてあった、あのバカでかい定規。あれも実は売り物なんですねぇ。黒板用の定規といって、当店でも取り扱っております。他にもおもしろいところでは、雲形定規なんてものもありますね。ひよこというか鳥をしめたかたちというか、まあそういうシルエットの、曲線を書くことに特化した定規。直線が引けないなんて定規じゃないなんてお思いの方もおられるかもしれませんが、定規って結構、曲線も引く文房具なんですよねぇ。さて、だらだらと定規のお話にお付き合いいただいたお礼として、ちょいと定規の正しい使い方といいますか、そのものズバリな「直線のきれいな引き方。」これをみなさんにお話させていただいて、今回の最初のコラムのおしまいとさせていただきましょうかねぇ。ああ、それにしても肩が凝ってきた。結局自分でキーボードを叩いているんですねぇ。パソコン教室なんかに通って、こそこそ打つ練習をさせていただいておりますよ。さてさて、真っ直ぐな線の引き方。といっても引き出しからぽっと物差しを取り出して紙の上に置いたんじゃあとても引けやしない。それに物差しで線を引いちゃあ、物差しが傷んで正確な長さが測れなくなるなんてことになりかねないんで、くれぐれも線を引くときは定規を使ってくださいねぇ。はい、ではまず定規を準備しましょう。なんでもいいですけど、エッジの付いているものが望ましいですねぇ。えっ、エッジって何かわからない?溝、といえばいいですかねぇ。みなさん、お手元の定規をよくごらんなってください。まあ、よくってほどみなくてもわかろうもんですが、ほら、線を引くところ、台形のようにくぼんでいるでしょう。それが溝、エッジ。これって長方形のままだと見栄えが野暮ったいから、定規をカッコよくみせるために削った、ということではない、実はこれは裏を向けて、台形の先端が下になって、横から見ると紙と定規の間に隙間ができているようにして使うんですねぇ。なんでこの隙間が大事かっていうと、この隙間があると墨汁タプタプのつけペンで線を引いても墨汁が紙にしみこまない。普通べたーっとつけたままの定規で線を引くと墨汁が紙と定規の間の隙間に吸い込まれて、紙が台無しってことになるんですが、このように定規を裏向けておくと、その現象を防ぐことができる。古人の知恵というやつですねぇ。さて、定規をその向きに置いたら、いよいよ鉛筆かシャーペンを取り出しましょう。まあ、芯が入っていればなんでもいいんですけど、なるべく鉛筆かシャーペンで。ここではシャーペンだということで話を進めていきましょうかね。まず、シャーペンの先端を、定規のエッジの部分にまっすぐくっつけるようにして置く。うすることで手元がブレるのをエッジが押さえてくれるわけですね。もちろん定規は利き手と違うほうの手で押さえている状態にしていてくださいよ。で、そしたら次は、ここが一番肝心なところなんですが、シャーペンを回しながら線を引く。そう、利き手でくるくるシャーペンを回転させながら、線を引く運動も同時に行う。えっ、どうするのって思った方、早速練習してみましょう、私にはそれしかいえることがありません。とにかくそうクルックルッと手でペンを回しながら線を引くと、あら不思議、同じ太さで均一な線をずらーっと引くことができる。まあ、ノートに赤線引くときに使えなんかいえませんが、建築家目指してる学生の方、まずはそういうところから初めてみてもいいのかもしれませんねぇ。あとはカッターで紙を切るとき。間違ってもプラスチック定規のプラスチック側にカッターの刃先を置いてえいっ、なんてことはしてはいけません。紙と一緒に定規も削れて、二度とまっすぐな線なんか引けなくなってしまう。まっすぐな線の引けなくなった定規は、物差しの正確な長さを測る力もないから、まさに無用の長物、シビアなお方なら捨てるしかないと判断されること間違いなしの一品になってしまいます。で、そんなときにどうすればいいのかっていうと、これもやっぱりエッジ。といってもさっきのエッジとは違って、プラスチック製の定規に、ステンレス製の薄い板のしかれた、刃を当てても定規の傷まないエッジのついているものがあるんですねぇ。ステンレスエッジとか、カッターエッジとか言い方はまちまちですが、そこを使ってカッターの刃先を定規に垂直に当ててカットすれば、定規も傷つかず、まっすぐきれいに紙を切ることができるでしょう。ま、物を切ることに特化するのであれば、金属製の定規を使うのが一番手っ取りはやいんですけどね。さて、私の定規の話はこれまでです。ご静聴、ありがとうございました。 |